コーデユロイって、暖かい季節に着るイメージがありますね。
でも、それって肌寒い日に着たらおかしいですか?
他の人から見たら季節感がないって思われるのでしょうか?
そもそもコーデユロイって秋冬物だけなのでしょうか?ちょっと気になったので調べてみます。
コーデユロイは季節感を間違えるとダサくなる
コーデユロイは、太畝(ふとうね)と細畝(ほそうね)でガラッと雰囲気が変わります。
畝の幅が広いと(太畝)空気の層を、たくさん含むので、保温性が高くて着ると暖かい、これぞコーデユロイってイメージです。
カジュアルな印象があります。
同じコーデユロイでも畝の幅が狭い(細畝)だと、肌触りと通気性がよくて、上品な印象になります。
太畝が秋冬物だとしたら、コットン素材の細畝は「サマーコーデユロイ」として人気があります。
短パンなどは夏でもOKです。
一般的なコットン素材よりも暑いのはたしかですが、9月以降着ることができます。
もちろん暖かい時期でも問題なく着ることができます。
サマーコーデユロイのジャケットやシャツを着るのなら、色は白・アイボリーなど冬のイメージじゃないものがおすすめです。
サマーコーデユロイは、1950年代アメリカの名門学生の間で好まれた「アイビースタイル」の象徴的な素材です。
朝夕涼しい日が続くと、そろそろ細畝のコーデユロイの出番です。
パンツやスカートを、細畝のコーデユロイに変えて少し秋を意識した装いにすると、気持ちもリフレッシュして季節の移ろいを楽しむ余裕もでてくる気がしませんか。
コーデユロイ素材のジャケット・シャツ・ジャンパースカート・タイトスカート・サロペット・パンツ・ワンピースなどの装いも今年らしいカジュアルで可愛らしい雰囲気がうまれます。
コーデユロイを着るなら冬が最適な理由とは
コーデユロイは原材料の綿やウールをパイル織にして、パイル状の輪になった繊維を切りそろえてつくられます。
タオルなどと同じ作り方になります。
表面をデコボコに織ることで、生地と生地の間に空気の層がうまれ、体と服の間の暖かい空気を逃がしません。
畝の幅は1ミリ~8ミリ迄あり、綿と比べて暖かく保湿性にも優れています。
また、パイル織特有の生地の表面に毛羽があり、独特の手触りの良さがあります。
ウールのチクチク感が苦手な方でも、綿のコーデユロイなら大丈夫です。
暖かくて、チクチク感もありません。
カジュアルなイメージが強いコーデユロイですが、上に着るシャツやジャケット、またパンツやスカート、靴などの着方によっては上品にまとめることも可能です。
コーデユロイはその人の雰囲気にあわせて可愛くまとめたり、また大人っぽくしたりと、とても応用範囲の広い生地だと思います。
暖かくてちょっと懐かしい独特の手触りでまた、今年は、いろいろなデザイン・カラーの洋服が売り出されています。
同じようなコーデユロイのパンツでも、ワイドパンツや、ハイウエストのパンツ、オーバーオールに、サロペット、Vネックオールインワンなどなど。
これだけ豊富にあるとどれにしようかなと本当に迷ってしまいますね。
コーデユロイにも欠点があった!
そんなコーデユロイにも、唯一欠点があります。
コーデユロイを着たことのある方なら、どなたも経験がおありだと思いますが、摩擦に弱くて生地がテカッたり、パイルが一部抜け落ちてしまいそこの部分だけ、はげてしまっているようになってしまいます。
それで、コーデユロイはあまり長く着続けられないイメージがあります。
コーデユロイは、どうしても畝と畝の間にほこりがたまりやすいので、着たらその都度、ブラッシングしてほこりを取るようにしましょう。
また洗濯も注意して洗うようにしましょう。
そうすることで、お気に入りの洋服を長く着続けることができます。
この秋はコーデュロイで、自分らしいおしゃれを楽しんでみませんか?
貴方なら何にチャレンジしますか?