スエードについた汚れの落とし方を知っておこう!油しみもきれいに

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スエードについた汚れを落とすのって、ちょっとハードルが高そうですよね。

でも、お気に入りのものなら何としてもきれいにしたい、きれいにして、長く愛用したいですよね。

色々な方法を調べました。

一般的な革製品は、革の表面(銀面)を使用しますが、起毛革(スエードなど)は、革の裏面(床面)を使っています。

スエード生地は子牛や山羊の革を使っており、革の裏側を紙ヤスリで毛羽立たせています。

スウェーデンで考案された加工、技法を使った手袋が、流行し、そこから「スエード」と呼ばれるようになったそうです。

 

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スエードの靴についた汚れの落とし方を解説

スエードの靴は、汚れがつきやすく、水にぬれるとシミになり、使っているとテカってきたりします。

まず、靴を履く前にスエード専用の防水スプレーを使用し、30分以上おきます。

その後月に1度程度防水スプレーをしましょう。

 

普段の手入れ方法

①毛のブラシを毛並みにさからって使用し、ほこりを落とします。

②次に毛並みに沿って毛のブラシを使用します。毛並みを整える目的ですが、力を入れ過ぎると毛が抜けるので、優しく丁寧にしてください。

③毛のブラシを使用したブラッシングは、履いた後毎回するようにしましょう。ブラシは豚毛のものが、硬さ的にも扱い的にも最適です。

 

クレープブラシ

クレープブラシとは、薄いゴムがドレープ状になっているブラシで、通常毛になっている部分が、ゴムになっています。

このブラシを用いてブラッシングします。

ゴムブラシのゴムが固まっているときは、手で温めて柔らかくしてから、優しくブラッシングします。

ゴムのブラシだとスエードの毛が起き上がり、見た目もきれいになります。

ゴムブラシの後に、毛のブラシで毛並みを整えます。

 

スエード靴用消しゴム

ブラシを使ってもきれいにならないときは、スエード靴用の消しゴムを使います。

あまり頑固な汚れは無理に落とそうとしないでください。

革の色が落ちることもあるので、慎重に使いましょう

スエードの靴が濡れてしまったときは、早く乾かします。

新聞紙を詰めて、風通しのよい日陰で乾かします。

新聞紙はマメに取り換えましょう。

完全に乾いたらブラッシングで毛並みを整え、防水スプレーをしておきます。

 

補色スプレー

使っているうちに色があせてきたら、補色スプレーを靴から30㎝離して靴全体にスプレーします。

補色スプレーは、スエードの靴の色に合わせます。

塗り重ねて色を濃くすることもできます。合う色がなければ、薄めの色でもOKです。

しっかり色をいれたいときはリキッドタイプもあります。

 

スエードブーツの汚れを自宅で簡単に落とすには?

洗い方(用意するもの)ブラシタオル

シャンプー(スエード用シャンプーがおすすめ)

スポンジ(柔らかいタイプのもの)

防水スプレー(スエード用)

①汚れを落とすために、毛並みに逆らってブラッシングします。

②濡らしたタオルを使って、靴を湿らせます。(水につけるとシミになるので、要注意です)

③水でぬらしたスポンジに、シャンプーをしみ込ませ、少し泡立ってきてから、靴を洗います。内と底も洗います。

④水に濡らしたタオルまたはスポンジで、靴についたシャンプーを取ります。この時靴に水をしみ込ませないように注意します。

シャンプーの成分が残っていると汚れの原因となるので、タオルを何度か洗いかえて丁寧に、シャンプーを取り除きます。

⑤風通しのよい日陰で乾かします。靴の中に新聞紙を詰めて乾かすと早く乾きます。ある程度乾いたところで、靴にシューキーパーを入れておくと、シワを伸ばします。

⑥完全に乾いたらブラッシングで毛並みを整え、防水スプレーを吹きつけておきます。

 

水洗い

①布に水を浸け、靴になぜつける。先洗いの効果と水シミの予防に、全体を湿らせる。

②バケツにぬるま湯をはり、靴をつける。5分程浸けておくと、汚れが浮いてきます。ぬるま湯で、油脂や汚れを離しやすくなります。

③水に浸けた後は、スポンジを水で濡らしシャンプーを浸けて、よく泡立たせ靴全体を優しく洗います。(直接靴にシャンプーをふりかけない)靴の中にもスポンジを入れて洗います。細かいところは、部分ブラシを使います。

④泡が残っているとシミの原因になるので、洗った後はしっかり水で流します。タオルで水気を拭き、中に新聞紙を詰めて風通しのよい日陰で乾かします。

⑤固くなっている毛並みをクレープブラシでほぐします。水洗い後は、レザーの持つ本来の油分と水分も流れ落ちているので、スプレーで、うるおいと栄養を与えます。最後に豚毛のブラシで前から後ろにブラッシングします。

 

油性のシミ

台所用中性洗剤を水で泡立て、タオルにつけ、靴を軽くたたいて油を浮かせます。

台所用中性洗剤は、油を浮かせる力があるので油性のシミには効果があります。

油汚れ落とし用のスエードクリーナーもあります。

これは、スプレーを拭きかけて軽く拭くだけで、油性の汚れなどを落とします。

 

まとめ

スエードの靴の魅力は、ビジネスシューズにはない素材感、豊富なデザインとカラー。

それは、もしかしたら同じデザイン・カラーのスエードの靴には、もう出会えないということかもしれません。

そう考えると、今あるスエードの靴を大切に長く履き続けたいと思います。自分の人生の大切な足元を守ってくれる存在として、できるだけ長くつきあっていきたいですね。

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