毎年恒例の『年越しそば』!
縁起がいいからと毎年食べていても困るのは『バラエティがないこと』ですよね。
毎年同じようなそばを食べていて「そろそろ違うそばが食べたい」なんて思いませんか?
実は、『つゆ』を変えるだけでもいつもとは違うそばを味わうことができるんです!
そこで、そばつゆの人気のレシピや年越しそばの種類について紹介します。
年越しそばのつゆの簡単レシピ5選
とろろ
すりおろすと粘り気がある『とろろ』
そばに絡みやすくてツルっと入っちゃいますよね。
そんなとろろは栄養たっぷりなんです。
食物繊維がとても多いんですが、中でも『水溶性食物繊維』が含まれているのが魅力的です。
腸内環境を整える効果があり善玉菌を増やしてくれるのでお肌の調子もよくなります。
さらに、『カリウム』で女性の大敵『むくみ』を改善してくれるんです。
そばつゆに、とろろを入れると甘みが増え食感がなめらかになり美容にも効果があるのでオススメです!
明太子&卵
明太子のピリッとした辛味に卵の甘さがマッチする美味しい組み合わせ。
明太子を食べると幸せを感じる人が多いとか!
明太子は薄皮を取り除き身だけにします。
あとは、ボウルに溶いた卵と混ぜるだけ。
明太子は1本の半分、卵は1個がちょうどいい分量です。
インパクトのある味を堪能したい時にオススメです!
大根おろし
大根は部分によって『甘さ』と『辛さ』を味わうことができます。
甘いつゆにしたい場合は『葉に近い上の部分』を、
辛いつゆにしたい場合は『先に近い部分』をすります。
すったあとは水気をよくきりましょう。
そばをあっさり食べたい時にオススメです!
納豆
とろろと同じようにツルっと食べやすくなる上、栄養もたくさんあるので子供にもオススメです。
納豆が大好きと言う人も多いと思いますが、苦手な人にも是非オススメしたいほど栄養がたくさんあり、『5大栄養素』全てを含んでいるんです。
『たんぱく質』で体の組織を作り、『脂質』でエネルギー源や神経組織を作ります。
さらに、『ミネラル』で歯や骨などの骨格を作り『食物繊維』で腸内環境を整えます。
その食物繊維と糖質が合わさり人が活動するのに欠かせない『炭水化物』となります。
温かいそばには中粒〜小粒の納豆を、冷たいそばには小粒をオススメします。
納豆独特のうまみを感じることができてオススメです!
ごまだれ
すりごまとしょうがと砂糖を混ぜるだけ。
すりごまの香ばしい香りと、しょうがの爽やかな香りがマッチします。
さらに砂糖を加えることで甘みがでてコクのあるつゆにすることができます。
ごまだれは、市販のやつでも十分美味しいです。
コクがある美味しさを感じたい時にオススメです!
年越しそばにはどんな種類がある?
全国のみんなが食べる年越しそばですが実は地域によって、どんなそばを食べるかが違うんです。
各地域の特徴を日本の北から紹介しますと、北海道の定番は『にしんそば』です。
一般的に売られている数の子の親です。
脂がのっていて身離れもよく美味しい魚ですよ。
このニシンの甘露煮をのせて食べるそばが定番です。
次に東北の定番は『ざくざく煮』です。
東北地方の福島県では大根・人参・ごぼう・里芋・こんにゃくを一口大に切ってスルメや煮干しで出汁を取り醤油を加えて味をつけます。
野菜の栄養をたっぷりと吸収できるそばです。
次に、関東地区の定番は『にゅうめん』です。
関東地方の栃木県では、そばではなく『そうめん』を使います。
そうめんを煮込んで食べる珍しい料理ですが優しい食感で美味しいのでそうめんのアレンジとして普段も作ることができオススメです!
次に、中部地方は『越前そば』です。
中部地方の福井県では冷たいそばを食べることの方が多いんです。
大根おろしと刻んだねぎを入れて食べます。
さっぱりと食べることができてオススメです!
次に、近畿地方の定番は『にしんそば』です。
近畿地方の京都府では北海道と同じでニシンを使ったそばですが、味は薄めです。
次に、中国地方の定番は『出雲そば』です。
中国地方の島根県では、他の県とは違い黒っぽく香りが強いそばを使います。
黒い部分には旨味成分がたっぷりなんです。
次に四国地方の定番は、『鰹そば』です。
四国地方の高知県では、鰹とゆずの皮をのせて食べます。
鰹の臭みをゆずで爽やかにするので匂いは気になりません。
鰹の旨味を存分に味わうことができてオススメです!
次に、九州地方の定番は『さつま揚げ入りそば』です。
九州地方の鹿児島県では名物のさつまあげをそばにのせて食べます。
さつま揚げは噛めば噛むほど甘みが出てきて美味しいですよ。
あっさりかつ甘みを味わいたい時にオススメです!
最後に、沖縄ですがその名の通り『沖縄そば』が定番です。
チャーシューやかまぼこはもちろん天ぷらやもずくなどバラエティ豊かなそばです。
そばは独特で少し太めでちぢれています。
沖縄でしか味わえないそばなので貴重ですよ!
まとめ
そばと言えば、シンプルなイメージがしますよね?
でも、アレンジの仕方はたくさんあり色んな味を楽しむことができるんです。
家族みんなで違うトッピングを楽しんだり、温かいそばと冷たいそば両方食べたりできる魅力があります。
先程紹介した食べ方を組み合わせてみるのもいいと思います。
自分だけのオリジナルそばを作ることができますよ。
美味しく楽しく次の年を迎えましょうね!