大晦日の入籍で年末調整に影響がある?知っておきたい注意点とは

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大晦日に入籍すると、年の一番最後の日をハッピーに締めくくることができて素敵だと思います。

しかし、年末と言うこともあり年末調整に違いが出てくるんです。

ややこしそうと思われるかもしれませんが入籍日を変える訳にもいきませんし、変える必要があるほど難しいことではありません。

前もって理解しておけば大丈夫です!

そこで、大晦日に入籍することで何が変わってくるのかと言うことや注意点をお伝えします。

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大晦日の入籍と年が明けてからの入籍の違いとは?

まず、大晦日に入籍するとメリットになるかデメリットになるかと言うことですが、結論から言うと『メリット』になります!

その理由を、これから詳しくお伝えして行きますね。

大晦日に入籍すると実質では1日だけ今年に入りますよね。

1年の内で、たった1日であったとしても1年間扶養に入ったことになるんです。

大晦日に入籍すると、1日だけ扶養になるのに、年の一番始めに当たる元旦に入籍した場合と同じで、控除の38万円を計上できるんです!

12月に扶養家族になることで、その1年間扶養家族がいたと言うことになり、1年分の所得税等が年末調整で戻ってくる金額が増えることになります。

 

しかし、それには条件があります。

配偶者になる人の収入が、38万以下(年間103万円以下)でないといけません。

もし、38万円を越えた場合は配偶者控除を受けることができなくなります。

結論を言うと、お得になる条件は二つあり、配偶者になる人の収入が103万円以下の場合と子供など収入のない扶養親族が増えた場合です。

控除の面を考えると大晦日に入籍することをおすすめします!

 

大晦日に入籍する場合の注意点を確認しておこう

大晦日は、ほとんどの施設が閉まっているので婚姻届を出せるのか不安になると思いますが提出することはできます。

1人でも2人で一緒にでも出しに行くことができますが、注意しなければいけないことがあります。

まず、役所が開いていないので、出す窓口が特別窓口になると言うことです。

次に、戸籍担当者がいないと言うことですが、戸籍担当者がいないのに婚姻届を出せるとはどう言うことかと言いますと、戸籍に関係のある職員が受け取るわけではないので間違いや記入漏れがあってもわからないんです。

そのため、もし間違いや記入漏れがあったとしても戸籍担当者が受け取る日まではそのままの状態で保管されます。

そして後日、戸籍担当者が受け取った日に再度役所を訪れて書き直しをしないといけなくなってしまいます。

二度手間にならないために、婚姻届けの書き方をしっかり理解して慎重に記入すれば大丈夫です。

項目と注意点を11項目、お伝えします。

  • 氏名・届出人署名

入籍する二人の名前を漢字・旧姓で書く。

  • 住所

お互いの住民票に載っている住所を書く。

  • 本籍地と筆頭者

住民票に書いてある本籍地と筆頭者(戸籍の最初に記載されている人)の名前を書く。

  • 父母の氏名

両親の名前を書く(離婚や死別している場合も)。

  • 婚姻後の夫婦の氏

入籍後になる苗字の方をチェックする。

  • 婚姻後の新しい本籍地

二人で決めた新しい本籍地を書く。

戸籍筆頭者の戸籍になる場合は空白のままでOK。

  • 届出人

二人それぞれが印鑑を押す。

印鑑は認印でOK。

  • 証人

証人は20歳以上の二人になってもらう。

苗字が同じ二人に印鑑を押してもらう場合でも、それぞれに違う印鑑を押してもらう。

  • 連絡先

婚姻届に間違いがあった時のために、連絡が取れる電話番号を書く。

  • 届出日

婚姻届を実際に、役所に出す日付(入籍日)を書く。

  • 提出先

二人が済む市町村の役所に出す。

 

これらのことに注意して書けば問題なく受理されます。

まとめ

記念日として大晦日を選ぶカップルもいますが、どちらかと言うと年の始めの元旦に入籍するカップルが多いようです。

しかし、配偶者控除のことを考えると大晦日に入籍した方がかなりお得だと言うことになります。

自分たちには、どちらが合うかをよく話し合って決めて下さい。

大事な入籍記念日ですからね!

 

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