みずみずしくて、甘酸っぱいパイナップル。
水気が多いので、夏バテしていても食べやすく、暑い季節にはピッタリのフルーツですよね。
でも、ふと見てみると、皮や底の部分が白くなっていることが!
これはカビ!?捨てないとダメかな!?
と、ショックを受けたことはありませんか?
ここでは、パイナップルにカビが生えているのかどうかの見分け方と、カビを発生させないための保存方法についてご紹介します。
パイナップルのカビの見分け方?
パイナップルの表面や底が白くなっているのは、カビのせいだけではありません。
カビでなければ、「ブルーム」と呼ばれる天然の分泌物です。
ブルームは白い粉状で、新鮮な果物の食べ頃を教えてくれるサインの役目を果たしてくれます。
また、水分が蒸発するのを防いで、果実を病気から守る役割もあるそうです。
パイナップルだけでなく、ぶどうやブルーベリー、りんごなど、新鮮な果実にはよく見られるもののようです。
無害なので、食べても問題ありません。
だけど、ブルームかカビが、どうやって見分けたらいいの・・・?
と、ちょっと不安になってしまいますよね。
でも、見分ける方法はあるので大丈夫。
以下の点を注意深く確認しましょう!
・匂い
ブルームであれば、パイナップルそのものの、良い匂いがします。
カビ臭くなければ、ブルームなので大丈夫です。
・見た目
パイナップルの皮は通常、緑色をしていますが、これが黄色に変色していて、 柔らかくなって腐ってしまっていたら、ついているものはカビである可能性が高いです。
匂いと合わせて、しっかり確認しましょう。
パイナップルは皮が厚いので、もし表面にカビがついてしまっていても、切ってみて中身にカビが生えていなければ、食べられます。
中身がカビていた場合も、その部分をきれいに取り除けば食べられます。
しかし、実も透明になっていて、腐ってしまっていれば、食べるのはやめておきましょう。
体に害があるので、お腹を壊してしまう可能性があります。
ポイントは2つ!パイナップルがカビないための保存方法!
パイナップルにカビが生えてしまう原因は、大きく分けて2つ。
熟し過ぎてしまうことと、湿気です。
甘味は底に溜まるので、熟し過ぎると底から腐りやすいです。
怪しい時は、皮だけでなく、底も見てみましょう。
では、カビを生やさないためには、どうやって保存すれば良いのでしょうか。
以下、2つのポイントにまとめてみました。
・湿気の少ない冷暗所で保存
パイナップルは湿気が大敵!
日の当たらない、湿気の少ない場所で保存しましょう。
常温でも1週間程は保存できるようですが、夏場は冷蔵庫がオススメです。
湿気対策のために、新聞紙で包むとより良いと思います。
また、丸ごとのパイナップルは横向きに倒して保存しておくと、甘味が増すので、ぜひ試してみてください。
・カットされたものは、密閉して冷蔵庫へ
カットパインの場合、なるべく空気に触れないように密閉容器に入れて、冷蔵庫へ。
2~3日以内に食べ切ってしまいましょう。
まとめ
甘くておいしいパイナップルですが、カビてしまってはもったいないですよね。
白くなっていても慌てず、匂いや見た目でしっかり判断しましょう。
個人的には、カットパインは冷凍保存してしまうのがオススメです。
1か月程もつようですし、アイス代わりに食べたり、ヨーグルトのトッピングにしたり、食べ方の幅も広がりますよ。
ビタミンも豊富なので、美容効果も期待できるかもしれませんね。
正しく保存して、甘さも栄養もたっぷりのパイナップルを、じっくり味わいましょう。