炊飯器のスイッチを入れたのを忘れて、出掛けてしまった!
食事の後、残ったご飯を長時間ほったらかしてしまっていた!
仕事に家事に子育てにと、忙しい毎日。
ついうっかり、炊いたご飯を忘れたまま放置してしまうこともありますよね。
せっかくお米を洗って準備したのに、ダメになってしまったらガッカリです。
ここでは、炊飯器に放置してしまったご飯の賞味期限や、うっかり放置の防止策についてご紹介します。
保温していた場合と保温を切っていた場合の賞味期限って?
まず気になるのは、お米を炊いてうっかり放置してしまった場合、そのご飯が食べられるのかどうか、どのくらいの時間なら大丈夫なのか、という点ですよね。
賞味期限は、保温の有無や、季節によって違ってきます。
・保温したまま炊飯器に放置していた時:半日程度
炊飯器のメーカーや保温機能によって差はあるかと思いますが、長くても半日程度を目安にするのが無難なようです。
保温していても、数時間で劣化が始まり、風味は落ちてしまいます。
できれば3時間以内に食べ切るか、保存してしまうのが良いと思います。
美味しいまま食べようと思えば、長くても5~6時間。
それ以上は、どうしてもご飯がパサついたり、味が落ちたりしてしまうようです。
私も以前、出勤前に炊飯し、朝食を済ませた後、そのまま出掛けてしまったことがあります。
仕事中に思い出し、保温しているし大丈夫だろうと思い帰宅すると、炊飯器の中で、ご飯が黄色く変色してしまっていました。
出掛けてから帰宅まで、12時間程経っていました。
見るからに美味しくなさそうだし、おなかを壊さないか心配だったので、もったいないと思いつつも、仕方なく処分しました。
たとえ保温機能を使っていても、長時間の保存には適さないようですね。
・保温を切って炊飯器に放置していた時:数時間~1日
炊飯器に入れたまま放置してしまうと、中で水滴ができ、ご飯が傷んだりカビが生えたりしてしまうようです。
賞味期限は、夏場なら長くて6時間、冬場でも1日が目安となっています。
・炊飯器から出して常温保存した時:6時間~1日
炊飯器から出して常温保存の場合、夏場は長くて6時間、冬場は1日程が目安とされているようです。
特に夏場の常温保存は注意が必要です。
また、賞味期限はあくまで目安の為、黄色く変色している、カビが生えている、酸っぱい匂いや味がする等、見た目や匂いからも判断してみてくださいね。
うっかり放置してしまう心配なし!対策方法は?
せっかくのご飯をムダにしてしまわないように、うっかり防止策をいくつかご紹介します。
・なるべく「予約」機能を使わない
「予約」機能はとても便利なので、ついつい頼ってしまいたくなりますが、忙しくしていると、予約していたことすら忘れてしまうことも。
ライフスタイルにもよりますが、うっかり放置を防止したい!という場合は、なるべく使わない方が無難かもしれません。
また、お米を洗って水を入れてから、炊飯の予約時間まで長時間ある場合、常温でそのまま放置しておくことになる為、室温にもよりますが、夏場等は衛生面でも少し心配です。
・炊飯後、ご飯をよそってからすぐに保温スイッチを切らない
お茶碗によそったら、すぐに保温は切ってしまう、という習慣の方も多いと思います。
電気代の節約にもなりますしね。
でも、うっかり放置してしまうことが多い場合、保温を切らずにいれば、忘れていても多少の時間であれば問題なく保存できるので、安心です。
・ご飯をよそう時に、残ったご飯を全て包んで冷凍してしまう
後でやろうと思うと忘れてしまうので、食事の時、食べる分をお茶碗によそい、余ったご飯は、その時に小分けしてラップに包み、炊飯器を空にしてスイッチを切ってしまうと、放置してしまう心配はありません。
最初は少し面倒に思うかもしれませんが、癖づいてしまえば、一度に済むので思い出す必要もなく、かえってラクかもしれませんよ。
一度に食べる分ずつラップに包み、冷めたらフリーザーバッグに入れて冷凍庫にしまうだけなので、簡単です。
少し多めにご飯を炊いて冷凍保存しておけば、炊飯の回数も減らせて、時短にもなりますよ。
何より、レンジでチンしてすぐに食べられるので、忙しい時や、仕事で疲れて帰って来た時の強い味方になります。
まとめ
せっかく家族の為に準備したご飯。
うっかりでダメになってしまわないように、何より、大事な家族の健康を守る為にも、炊飯したご飯の管理には注意したいですね。
「ほんのちょっと置いてただけだし、夏場じゃないし、大丈夫だとは思うけど・・・」
など、なんとなく心配な時は、炒飯等にして、加熱調理してしまうのもオススメですよ。
それでも、どうしても忘れてしまうことはあると思います。
うっかりしたり、忙しくて時間に追われていたり・・・。
万が一、忘れてダメになってしまっても、あまり自分を責めない事も大切です。
毎日頑張っている自分を、許してあげましょうね。