ピアノは電子に限らず価格が高いです。
価格が高く、サイズも大きいので簡単に買えるものではありません。
特に電子ピアノは、他のピアノより価格が高いので購入を失敗しないためにも買ってはいけない電子ピアノの特徴を知っておいた方がいいです。
【買ってはいけない電子ピアノの特徴】
- 鍵盤に違和感がある
- ヘッドホンの端子がない
- ディスプレイがない
- 振動が大きい
- 鍵盤が軽すぎる
本記事では、これらの特徴についての詳細やおススメの電子ピアノなどについて紹介します。
買ってはいけない電子ピアノの特徴は?

買ってはいけない電子ピアノの特徴を紹介します。
鍵盤に違和感がある
鍵盤が「カタカタ」と鳴る物は、音の強弱がつけにくいので購入する際に必ず試し弾きをして滑らかなタッチ感のものを選びましょう。
ヘッドホンの端子がないとピアノを弾く時間帯が限られます。
アパートなどの集合住宅に住んでいる方は、近隣への騒音も考えるとヘッドホン端子付きの電子ピアノが必須になります。
ディスプレイがない
ディスプレイがないと、ボタンとキーボードのみで設定を行うことになるので、操作が難しくなります。
振動が大きい
ヘッドホン端子の他に鍵盤やペダルの振動が大きいと騒音トラブルになるので、購入前に確認しましょう。
鍵盤が軽すぎる
鍵盤が軽すぎると、音の強弱がつけにくくなりコンクールなど大会に出た際に演奏の仕上がりに大きな差が生じてしまいます。
趣味などでピアノを弾くなら電子ピアノでもいいですが、コンクールに出るのが目的の場合は電子ピアノでも鍵盤が軽すぎないのを選びましょう。
安いピアノのデメリット

安いピアノは、安く手に入る分デメリットもあります。
安いピアノのデメリットを紹介します。
ピアノ教室のピアノ
ピアノ教室で長年使われ続けていたピアノは、不具合が出やすいです。
グレードが一番低い
グレードが低いピアノは、新品時の低い価格のまま残っている事が多いです。
海外で作られた
海外で作られたピアノは、粗悪品が多くピアノで大事な調律が難しいなどの弊害が生じます。
サイズが大きすぎて買い手が付かない
コンサート用のグランドピアノなどサイズが大きいピアノは、状態が良くてもサイズが大きすぎると置き場所に困ります。
リニューアルをしていない
ピアノの中古販売店で売られているピアノは、多くが一般家庭からピアノを買い取って、リニューアルして販売されています。
中には状態がよければリニューアルせずにそのまま販売される事もあります。
しかし、リニューアルされていない物は調律もされていないので、ピアノの購入費+調律費用が掛かってしまいます。
中古のデメリット

中古ピアノは、安く購入できる分「経年変化・経年劣化」により新品に比べて良い音・良い弾き心地が良くありません。
また、新品と比べて寿命も短いので故障しやすいです。
そのため、中古ピアノを修理するにも新品より高く費用が付いてしまうので、新品を買った方がお得となる事もあります。
中古ピアノでも以前の持ち主が大切に使っていた場合は、保存状態や音の質も良いことがあるので、質の良いピアノを手に入れる際は、ピアノの年式や傷み具合、性能などを確認しましょう。
おすすめのメーカーランキング5選

おすすめのメーカーランキング5選を紹介します。
スタインウェイ&サンズ
音楽機関やコンサートホールのほとんどで使用されているほどの大手メーカーで、アメリカを中心に世界最大級の総合楽器メーカーです。
ピアノ一台を職人が1年以上かけて丁寧に作り上げるので、迫力と力強さ、華やかさ、表現の多彩さが好評です。
ヤマハ(YAMAHA)
誰もが知っている国内大手メーカーのヤマハは、1897年創業の老舗ブランド。
大量生産しているので、手作りのピアノと比べると多少寿命は短いが高品質で、最近では世界中のコンサートホールでも採用されています。
また、ラインナップも豊富で、初級者から上級者までとレベルに合う予算や機能・価格帯などを選べます。
カワイ(KAWAI)
ヤマハと同じく国内の大手メーカーで1927年創業のブランド。
電子ピアノに力を入れており、白鍵・黒鍵のすべてを木製鍵盤で作っています。
本物ピアノは木製鍵盤なので、電子ピアノから生ピアノに移行する際もスムーズに行えます。
ローランド(Roland)
日本で初めて電子ピアノを作ったメーカーです。
電子楽器専門メーカーなので電子ピアノの品質が高く、生ピアノに近い音色が特徴です。
様々な弾き方の音源が搭載されているので、レベルに合わせた楽しみ方をできます。
コルグ(KORG)
日本大手電子楽器メーカーで、スタイリッシュなデザイン性とお手頃な価格帯が特徴的です。
スタイリッシュなデザイン性が特徴的なので、インテリアに合わせた電子ピアノが欲しい方におススメです。
電子ピアノはレンタルはできる?
「ピアノを始めるけどいつまで続くか分からないから購入に迷っている」
「引っ越しまでピアノを弾きたい」
など様々な理由で電子ピアノをレンタルしたいと思う方は多いでしょう。
ヤマハ、カワイ、ローランド、カシオなど有名人気メーカーでレンタルできます。
まとめ
電子ピアノは、物によりますが基本的に価格が高いので、自身のライフスタイルに合ったピアノを選んだ方が後悔・失敗しません。
電子ピアノを購入するかどうか悩んでいる方は、今回紹介した電子ピアノについての内容を参考にして購入するか、レンタルするか検討してください。