『買ってはいけないハムスターのケージ』の特徴は?飼う時に揃えるものや飼い方や注意点!安くで買うならどれ?

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回し車を走る姿や口いっぱいに頬張る顔など手のひらに乗ってしまうほどの小さな生き物であるハムスター。

愛らしい姿と飼いやすいという事で人気が高いですが、大きさ関係なく大事な命です。

人間の都合で、狭い空間に入れられているわけですから少しでも快適に過ごせるように私達飼い主が、飼い方や注意点に気をつけなければなりません。

特に大切なのが、ケージの選び方です。

犬や猫と違いハムスターはケージにいる時間が長いので適当に選んだりすると怪我などに繋がるので、買ってはいけないケージの特徴を知っておいた方がいいです。

買ってはいけないハムスターのケージの特徴
  • 余計な装飾がついている
  • 全面金網
  • 高さがある

本記事では、これらの特徴についての詳細や飼う際の注意点などについて紹介します。

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絶対に買ってはいけないハムスターのケージの特徴は?

買ってはいけないハムスターのケージの特徴を紹介します。

余計な装飾がついている

ケージでも色々な物がありますが、可愛らしい物もあります。

城や家の形をしていて中にははしごや階段など、ケージとは思えない物もありますよね。

可愛らしい空間で過ごすハムスターは、可愛すぎるだろうと思うかもしれませんが、ハムスターにとっては怪我を招く要因となります。

例えば・・・

はしごを登っていた際に、足を挟んでしまいバランスを崩して宙吊りになり、足の体重がかかってしまい骨折したり、最悪、命を落とす事もあります。

かじれる硬い物があると、歯の噛み合わせを悪くしたり、異物誤飲により窒息する可能性があります。

可愛らしい物を揃えたくなる気持ちは分かります。

私も愛犬の物を買う際に、可愛らしい商品を見つけるとついつい買ってしまい、結局使われずに終わってしまうことも・・・(⌒-⌒; )

装飾付きのケージは、必ず怪我をしないと言い切れないので装飾がないシンプルなケージを選んだ方が、ハムスターのためになります。

装飾付きのケージで喜んでいるのは、人間だけですからね。

全面金網

全面金網のケージは、「歯の噛み合わせがおかしくなり」「怪我をする」可能性があります。

歯の噛み合わせがおかしくなるのは、ワイヤーや金網部分をかじることで起こります。

人間も金網で怪我する事がありますから、金網のケージはNGですね。

ハムスターは運動能力が高いので、壁をよじ登ることができるのでケージが金網だと簡単に登れてしまいます。

全面金網だと天井の金網を雲梯のようにぶら下がることもあり、落下する可能性が高いです。

体が小さいですから落下による体へのダメージは大きいです。

最悪死に至る危険性もあるので、金網ケージは買わない方が良いです。

高さがある

城や家をモチーフにしたケージは、幅を狭くして2階3階といった高くする事で広く見せている事があります。

一見、広々と過ごせそうだと思いますが、逆に落下の危険性が高いです。

運動神経が良いことから2階3階と高さがあるケージは簡単に登れてしまうので、高さのあるケージが欲しい場合は、2階や3階が独立している物を選びましょう。

通販で安く購入するなら

ハムスターのケージは、楽天やAmazon、モノタロウで安く購入できます。

しかし、安いケージは、金網式などハムスタノーの怪我等に繋がるので、安すぎるケージは買わない方がいいです。

初心者におすすめのハムスターケージ

初めてハムスターを飼う方は、装飾がなくプラスチックやアクリル板製のシンプルなデザインのケージを選んだ方がいいです。

初めて飼うので、可愛いケージを買いたい気持ちは分かりますが、装飾や2階建てなどのごちゃごちゃしたケージは、ハムスターの命を危険にさらしてしまいます。

最初の内はシンプルなケージにしておきましょう。

初心者におススメのケージを紹介します。

ジェックス(GEX) ハビんぐ グラスハーモニー450プラス

全面がガラス素材で、境界線がないのでケージを内の様子が見やすいです。

世話がしやすく、ハムスターも人に慣れやすいように前面が観音開き式に作られています。

組み立ても底と本体・側面の3か所をバックルで止めるだけなので、誰でもできます。

ネジなど鋭利な物を使わずに済むのでお子さんがいる家庭にもおススメです。

YOKITOMO ハムスターケージ

透明度のあるアクリル板を使用しているので、ケージ内がよく見えます。

内側が蒸れないように各所に通気口があるので湿気やニオイが籠りません。

ハムスターの観察をしたい、写真を撮りたい人などにおススメです。

三晃商会 ルーミィ グランスペース

プラスチック製のケージで、水槽のようなデザインが特徴です。

天面と前面の2か所に扉がついているので、お世話の目的に合わせて使い分けられます。

2か所に扉が付いているので、ハムスターのサイズや環境に合わせて、使い分ける事できます。

TRリンク ハムスタークリアケージ

回し車・給水器・バスルーム・エサ入れなどハムスターの飼育物品が本体とセットで売られているので、初心者の方向けの商品です。

本体は、アクリルとブラスチックできているので、ハムスターがケージを噛んでも怪我や歯が悪くなったりする心配がありません。

サンコー(SANKO) ルーミィ60 ベーシック C601

ハムスターがゆっくりと過ごせるように広めに作られているので、ゴールデンハムスターなどの大きな子でも広々と過ごせます。

全四方から見られるように作られているので、ハムスターの様子をしっかり確認できます。

100円均一に売っているハムスターのグッズ

100均と言うと生活用品しか売っていないと思われがちですが、意外とペット用品も売られています。

以下のような物が売られています。

「リス・ハムスターのふわふわおふとん」

夏は涼しく、冬は温かいという綿100%でできている布団です。

ハムスターは寒さに弱いので、冬に使うのがいいですね。

「ひまわりの種」

ハムスターの主食であるひまわりの種をペットショップで買うと300円くらいしますが、100均だと100円で買えるので家計に優しいです。

ペットショップの値段と比べると、安すぎて逆に「食べさせて大丈夫なの?」と不安に思うかもしれませんが、ひまわりの種なので大して変わらないと思いますよ。

どうしても100均が嫌な場合は、ペットショップで購入をどうぞ。

「ハムスターパイプ」

ハムスターパイプとは、ハムスターが運動する時や部屋を移動する際に使うチューブ状のトンネルのことです。

ハムスターパイプは、一直線型・蓋型・T型・カーブ型の4種類がありますので、色々なトンネルを作る事が出来ます。

ハムスターを飼うのに必要なもの、飼い方と注意点

初めてハムスターを飼う方は、物品や飼い方など知らない事が多いですよね。

ハムスターを飼う際に必要な物や飼い方・注意点について紹介します。

必要な物

ハムスターを飼う際に必要な物
  • ケージ
  • 回し車
  • 巣箱
  • 給水器
  • エサ入れ
  • エサ
  • トイレ
  • トイレの砂
  • かじり木

一つずつ見ていきましょう。

ケージ

ケージは、装飾や金網でないシンプルで、プラスチックかアクリル板製の30㎝×45㎝くらいのケージを用意するといいですね。

ケージ内にトイレや回し車などを入れて広々と過ごせるように、大きめのサイズを選びましょう。

巣箱

木製の巣箱がおススメです。

ハムスターは、木を噛んで歯を削り、歯の伸びすぎを防ぐので歯の事を考えると木製が適任でしょう。

削った木くずが溜まらないように下が開いている物の方が掃除しやすく、不衛生にもなりません。

回し車

ハムスターは餌を得るために10キロ以上歩き回るそうです(´⊙ω⊙`)

しかし、現代のハムスターは、ケージ内で過ごす事がほとんどなので、運動不足になりやすく肥満の危険性もあります。

運動不足解消・肥満予防のためにも一回り大きめの回し車を選ぶといいです。

ハムスターは夜行性なので、音を最小限に抑えられる「サイレントホイール」の回し車がおススメです。

給水器

基本、給水器はケージとセットな物がほとんどですが、立って飲めるタイプがいいですね。

当然の事ですが、水は毎日交換するように。

エサ入れ

決まった量を毎日用意するので、体の大きさに合い倒れない食器がいいです。

エサ

エサはひまわりの種の他にたくさんの種類があります。

ただ、ひまわりの種はタンパク質が多いので食べ過ぎは肥満の原因になります。

多くても1日2~3粒に抑えましょう。

床材(マット)

ケージの底に敷くマットで、床材はハムスターが身を隠すのに必須の物です。

パインチップ(松の木を削ったもの)や広葉樹のチップ、パルプを砕いたものなど様々なタイプの床材が販売されています。

床材は、ハムスターの足の保護・保温・吸湿・巣材と様々な役割があるので、必ず入れてください。

おしっこはトイレでする事が多いので衛生面の事も考えて最初から設置しておいた方がいいです。

トイレもトイレに敷く砂が飛び散らないように覆われている形と掃除しやすいように蓋が開けやすく洗いやすい物が良いですね。

トイレの砂

トイレに砂を入れるとトイレの汚れやにおいが抑えられ、掃除もしやすいです。

砂は固まらないタイプの物を選びましょう。

固まるタイプもありますが、誤って固まった砂を食べてしまう事もあり、お腹の中で固まってしまう危険性があるので買わないように。

かじり木

ハムスターは常に歯が伸び続けるので、固いものをかじることで歯を削り、歯の伸びすぎを防ぎます。

かじりやすい位置に置いてあげることでかじることができ、ストレス解消にもつながります。

飼い方・注意点

ハムスターは、体も小さくてデリケートで寿命が短いので、初めて飼う人は不安に思うでしょう。

不安のままハムスターを迎え入れてもハムスターに不安が伝わってしまうので事前に飼い方や注意点を知っておくことが大事です。

臆病

ハムスターは怖がりな動物なので、大きな音や過度なスキンシップに対して非常にストレスを感じやすいです。

特に迎え入れて一週間くらいは周囲を警戒しているので、いきなり触らず静かに見守りましょう。

掃除やご飯の際は、ハムスターが驚かないようにそっと声をかけて静かかつ素早く行った方がいいです。

適度な環境

ハムスターの生活環境は、温度は20~24℃、湿度は45~55%と言われています。

温度が5℃以下になるとハムスターが冬眠状態に入ります。

冬眠状態になると低体温症となり凍死してしまうことがあるので温度変化は一定を保つように注意しましょう。

掃除・交換を忘れない

トイレの砂・給水器・巣箱の中を交換・掃除を忘れずに行いましょう。

トイレの砂は、濡れている部分を捨て、乾いている部分を一部残しておくと、ハムスターが匂いでトイレの場所を覚える事ができます。

給水器はずっと交換しないと雑菌が繁殖してしまうので、毎日交換し、交換する時は、給水器もぬめりが残らない様に綺麗に洗うように。

ハムスターは巣箱に餌を溜め込むことがあり、唾液がついた餌を入れたままにしておくと腐ってしまうので、溜め込んだ餌と巣材を一緒に捨てて軽く水洗いを。

床材は週に一度くらいの頻度で交換し、月に一度はケージ全体や付属品の全てを洗い消毒します。

掃除を怠るとハムスターを不衛生な環境に置いていることになり、病気に繋がってしまいます。

掃除でも毎日してしまうとハムスターがストレスを感じてしまうため、ケージ全体ではなく汚れている床材だけを2-3日に1回の頻度で掃除するのがいいですね。ケージは1週間に1回程度に。

一つのケージに一匹

ハムスターは縄張り意識が強いので、1つのケージに複数で飼うとケンカをすることが多いので1つのケージにハムスターは1匹にしましょう。

与えてはいけない食べ物

ハムスターが食べると中毒症状を引き起こす事があるので、与えてはいけない食べ物があります。

与えてはいけない食べ物
  • ネギ、タマネギ、ニラ、ニンニク等: 溶血を引き起こす
  • チョコレート、紅茶、コーヒー等: 嘔吐・下痢・昏睡を引き起こす
  • ジャガイモの芽や皮: 催奇性、嘔吐・下痢などを引き起こす
  • アボカド: 嘔吐・下痢・呼吸困難・肺水腫を引き起こす

また、これらの食材を切った包丁でハムスターにあげる野菜などを切ってしまうと、野菜に中毒を引き起こす物質が付いてしまいます。

包丁をよく洗ってから、切る様にしましょう。

健康状態のチェック

ハムスターは、体調が悪くなった時に声に出して訴えることができませんが、身体を観察すると、病気のサインが出ていることがあります。

健康状態のチェックポイント
  • 毛並みや毛艶が悪くなる
  • 耳が汚れている、悪臭がする
  • 鼻水・涙・目ヤニが多く出ている
  • 尻尾が濡れている
  • 下痢
  • 餌を食べなくなった
  • 寝ている時間が長い
  • 体重が急激に減った

  など

これらの状態が見られたら病気の可能性があるので、ハムスターを診察・治療してくれる動物病院で診てもらいましょう。

ハムスター対応の動物病院を探しておく

ハムスターは一度病気になってしまうと治療が難しいので、ハムスターを治療してくれる動物病院は限られています。

ハムスターを飼い始めようと考えたら、迎え入れる前にハムスターを治療できる病院を見つけておくようにしましょう。

動物をいじめる人には触らせない

家族以外で友人や子供で、動物を乱暴に扱う人がたまにいます。

ハムスターは、ストレスに弱いので、乱暴に扱われた時のストレスや怪我が、病気や最悪死に至ってしまうこともあります。

家族以外の人間が触るときはよく注意して触らせてあげましょう。

バランスの良い食事にする

ハムスターの主食は「ペレット」を、副食には「野菜」や「果物」を与えましょう。

ひまわりの種も食べますが、種にはタンパク質が多く含まれているので主食で食べていると肥満になってしまうので与えすぎないように注意です。

フードの交換

ハムスターは口にフードを入れて巣に持ち帰る習性があるので、なくなってしまったからと言って追加せず、決まった量をあげましょう。

巣箱に持ち帰ったフードを放置しておくと腐るので床材の掃除の際に捨てるように。

『買ってはいけないハムスターのケージ』の特徴、飼う時に揃えるもの、飼い方と注意点!安くで買うならどれ?まとめ

ハムスターは、繊細な生き物なので初めて飼う方は、慣れるまで慎重になった方がいいでしょう。

ハムスターを迎えたいと思ったら、今回紹介したハムスターについての内容を参考にしてください。

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