見た目は引き締まったけど体重が減らない理由は2つ!

スポンサーリンク

見た目痩せたように見えるけど、体重が減らない!なんで?

ダイエットをしているとこんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?

管理栄養士
管理栄養士

結論から言うと、体重が変化していなくても見た目が引き締まっているなら心配する必要はありません。

むしろダイエットが順調に進んでいる証拠です。

理由としては主に2つあります!

  • 筋肉量が増えたこと
  • 体重計に乗る時間

この記事では見た目が引き締まったのに体重が減らない原因筋肉のメリット効率よく今より体重を落とすのに必要なことについて詳しく紹介していきます。

スポンサーリンク

引き締まったけど体重が減らない理由は2つ!

引き締まったけど体重が減らない理由は2つあります!

  1. 筋肉量が増えた
  2. 体重計に乗る時間

詳しい内容は以下の通りです。

筋肉量が増えた

筋肉量が増えると体重は減るどころか増えます。

脂肪より筋肉は密度が高く、体積が小さいためです。

同じ1㎏の筋肉と脂肪を比較すると筋肉の方が一回り小さく見えます。

筋肉には2つの働きがあります。

  • 関節を動かして歩いたり走ったり身体を動かす働き
  • 重力に逆らい姿勢を維持する働き

身長と体重が同じで体脂肪率が15%の人と25%の人を比較すると、

前者の人はメリハリのある引き締まった身体ですが後者はたるんで見えます。

筋肉と脂肪の比率が変わると見た目にこのような変化が出てきます。

体重計に乗る時間

体重計に乗る時間がバラバラだと正しく体重が測れていない可能性があります。

というのも体重は食べ物やの飲み物の重さ、活動量の違いで変動するからです。

特に夕食後は一日に何を食べたかで体重が変動しやすいです。

体重を測るなら起床してすぐ測ることをおすすめします。

数字よりも見た目が大事!筋肉のメリット

筋肉が増えると4つのメリットがあります!

  1. 代謝が上がる
  2. 脂肪燃焼効果がUP
  3. 見た目が引き締まる
  4. 体力がつく

詳しい内容は以下の通りです。

代謝が上がる

筋肉をつけると基礎代謝が上がります。

基礎代謝は心臓、肝臓、腎臓など身体のあらゆる部位で行われています。

そのほとんどは生まれ持った体格で大きさが決まっているため、自分の意志で増やすことはできません。

でも、筋肉だけは自分の努力次第で増やすことが可能です。

基礎代謝が上がれば特別な運動せずとも日常生活を送っているだけでもエネルギーを勝手に消費してくれます。

その結果食べても太りにくく、痩せやすい身体になります。

更に筋肉は一度つければ簡単には落ちません。

単純に食事量を減らして体重を落とすことは可能ですが、食べないダイエットは食事を戻せば太ります。

筋肉をつけて身体の質を変えてしまえば、長い目で見た時リバウンドしにくく体型もキープしやすくなります。

24時間営業していて、安くで利用できるジムの紹介はこちら

脂肪燃焼効果がUP

筋トレは糖をエネルギー源として使用するため、脂肪を燃やすことはできません。

脂肪をエネルギー源とする運動は有酸素運動と言われています。

筋トレで身体の土台を作っておくと、有酸素運動を行ったときにより効率良く脂肪を燃やすことができます。

脂肪を減らしたければ筋トレと有酸素運動どちらも組み合わせてやりましょう。

見た目が引き締まる

筋肉は重力に逆らい姿勢を維持する働きがあります。

全身に筋肉がきちんとつけばメリハリのある綺麗なボディラインが作れます。

一方脂肪が多いと身体がたるみ体重以上に太って見えることも。

体重が減ることもダイエットのモチベーションには繋がるでしょう。

体重が減ればダイエットが成功!というわけではありません。

体重はあくまで数字。

自分の見た目の変化にも敏感になるとダイエットも楽しくなりますよ!

体力がつく

管理栄養士
管理栄養士

学生や若いころと比べると体力が落ちたな~と感じることはありませんか?

これは年を重ねると共に代謝が下がり、筋肉が落ちていくためです。

老化は自然現象なので人間である限り抗うことはできません。

先ほど述べたように筋肉は自分の努力次第で増やすことができます。

歳をとってもある程度筋肉が残っていれば元気に歩くことも走ることも可能です。

いつまでも健康で動ける身体でいたければ、大人程身体のケアは必要です。

生涯健康に楽しく暮らすためにも、動けるうちに筋肉をつけておくことは非常に大切です。

効率よく今より体重を落とすのに必要なことは3つ!

効率よく体重を落とすのに必要なことは3つあります!

  1. 無酸素運動
  2. 有酸素運動
  3. 食事改善

詳しい内容は以下の通りです。

無酸素運動

無酸素運動とはいわゆる筋トレのことです。

糖をエネルギー源として瞬発的な動きを繰り返し、筋肉を太くします。

先にも述べたように筋肉をつけると

  • 代謝が上がる。
  • 脂肪燃焼効果が高まる
  • 見た目が引き締まる

このような働きがあります。

筋肉は脂肪と比較すると密度が高いので筋肉がたくさんつくと、かえって体重が増える可能性もあります。

たとえ体重が増えたとしても見た目が引き締まっていれば心配する必要はありません。

ただ体重を落とすよりもきれいなボディラインができているはずです。

体重という数値だけに捕らわれず、見た目の違いにも注目しましょう!

体重を落としたい!という方は有酸素運動を多めにやりましょう。

筋肉がついていれば痩せるための土台作りはバッチリです。

筋肉をキープしつつ体脂肪を落としていけばきれいな身体をキープしたまま体重を落とせます。

有酸素運動

有酸素運動とは脂肪と糖をエネルギー源とし、ある程度継続して動き続けられる運動のことです。

代表的な運動としてウォーキングランニングなどがあります。

筋トレと有酸素運動の組み合わせが脂肪の燃焼には最も効果的です。

できれば筋トレと有酸素運動は別日に分けてやるのが理想的ですが、

コンスタントにジムに行けない!という方や、

運動する時間があまり取れない場合は先に筋トレしてから30分ほどの有酸素運動を行うのが効果的です!

筋トレを始めるとアドレナリンがでて身体が活性モードになります。

その状態で有酸素運動を行うとより脂肪燃焼効果が高くなるためです。

ただし、有酸素運動をやりすぎると筋肉の分解が優位に進んでしまうので注意してくださいね。

一日にメニューを組み込む場合、30分程度の有酸素運動が理想です。

食事改善

体重を減らすためには食事も大切です。

見た目が引き締まったのに体重が減らないのは筋肉がついている証拠。

筋トレとたんぱく質の摂取は既に意識して行っているのではないかと思います。

ここからはもうひと回り体重を落とすために必要な食事のポイントを紹介していきます。

【消費カロリーより摂取カロリーを減らす】

ダイエットの前提として消費カロリーより摂取カロリーを抑えなければ体重を減らすことはできません。

一度自分が一日にどれぐらいのカロリーを摂取しているのか調べてみましょう。

1週間ほど記録してみると自分が一日平均で何カロリー摂取しているのかが見えてくるかと思います。

食事記録アプリで簡単に食事のカロリーを調べられるので活用してみましょう。

【嗜好品を辞める】

食後のデザートやおやつを日頃食べる習慣がある人は辞めましょう。

チョコレートやクッキー、スナック菓子、ジュースは糖質と脂質がたっぷりです。

ちょっとしか摘まんでいなくても、簡単に消費カロリーを超えてしまいます。

更に市販のお菓子やスナックは一度食べると次々手が伸びてしまいませんか?

市販のものは脳が快楽を求める甘さや塩味を研究して作られているので、辞めようと思っても中々辞められなくなります。

どうしても間食が辞められない方はまずはおやつに選ぶ食材を変えてみましょう。

自然の甘さや塩味を生かしたもの、添加物が少ないものが良いです。

一番のおすすめはフルーツです。

ビタミン・ミネラルが摂れて水分もたっぷりなので少量でも満足できます。

【食事の内容を見直す】

筋肉を作る材料はたんぱく質です。

身体が引き締まっていることを実感できているのなら、たんぱく質はある程度適切に摂れていると考えて良いでしょう。

見直すポイントは糖質と脂質です。

糖質を控えるとなるとごはんやパンを減らす方が多いと思いますが、日中は身体を動かすエネルギー源として糖質は必須です。

糖質が不足しすぎると反対に筋肉を分解してしまいますし、ドカ食いや間食が辞められない原因にもなります。

特に日中は交感神経が優位に働いているので食べてもエネルギーとして消費されやすい時間帯。

朝・昼は一食分食べても問題ありません。

夜ごはんが遅くなる場合はおにぎりやパンなどの主食だけ早めの時間に食べて、帰宅してからたんぱく質と野菜をメインに食べるのがベターです。

ダイエット中の食事におすすめな完全栄養食品「ベースブレッド」の紹介はこちら

脂質の抑え方

管理栄養士
管理栄養士

脂質の抑え方w紹介します。

油には飽和脂肪酸不飽和脂肪酸の2種類あります。

飽和脂肪酸は揚げ物、肉の脂身、バターなどに多く含まれる油です。

これらの油は身体に蓄積しやすいので、摂りすぎると太ります。

不飽和脂肪酸はオリーブオイル、魚油、ナッツに含まれる油で、身体に蓄積されにくい油です。

これらは油でありながら中性脂肪を減らす働きなどダイエットには嬉しい効果もあります。

習慣的に揚げ物やお肉を食べる頻度が高い人はまずはこれらの習慣を抑えましょう。

魚を食べる日を決めてみたり、蒸す・煮る・焼くなど油を使わない方法で食材を調理してみたりと、

現在の生活から少しずつ油を抑える習慣を身に付けましょう。

まとめ:見た目は引き締まったけど体重が減らない理由は2つ!

見た目が引き締まれば体重が落ちていなくても心配する必要はありません。

筋肉がつき痩せる身体に変化している証拠です。

体重の変化は大きなモチベーションに繋がるとは思いますが、身体や生活の小さな変化に気付けるようになるとダイエットも楽しく続けられますよ。

最後までお読みいただきありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました