紅茶は複数の紅茶をブレンドすることで、より豊かな味わいを楽しむことができます。
こここでは紅茶をブレンドする意味とおすすめのレシピもご紹介していきます。
紅茶を美味しく飲むには茶葉のブレンド方法と水で決まる
紅茶の茶葉は農作物なので、常に品質が一定だとは限りません。
商品としてブランド名をつけて販売するには、常に同じ品質でなければいけません。
そのために複数の茶葉をブレンドして、それぞれの茶葉の状態に合わせて割合を変えることで、品質の調整を行っています。
ブレンドすることで茶葉の香りや色・味などをある程度変えることができます。
茶葉の品質は紅茶を入れる時に使われる水の品質によっても大きく変わります。
同じ茶葉でも入れる水によって味は異なります。
硬水で紅茶を入れると、色が濃い紅茶になり、渋みが少なくてあまり味のしないものに
なります。
日本の水は軟水で比較的紅茶を入れるのに適しています。
日本で飲む想定をされていない茶葉を日本の水で入れると、味が悪くなることもあります。
紅茶は消費される土地の水に合わせてブレンドをするのが基本です。
紅茶ブレンドおすすめレシピ5選
タピオカティー(2杯分)
ティーバック入り紅茶・熱湯300cc・乳酸菌飲料適量・カラータピオカ適量・はちみつ適量・氷
- 温めたポットにティーバックを入れて熱湯を注ぐ。
- 氷の入った別のポットに移しかえ、かき混ぜ冷えたら氷を取り出す。
- グラスにタピオカを入れ、乳酸菌飲料をタピオカが浸るくらい注ぎ、氷を入れる。
- 氷にあてながら、紅茶を注ぐ。
ミントミルクティー(2杯分)
ティーバック3個・熱湯300cc・牛乳適量・砂糖
- 温めたティポットにティーバックとミントを入れ、熱湯を注ぎ3分蒸らす。
- ティーカップに注ぎ、温めた牛乳を入れてミントを、浮かべる。
- 砂糖はお好みでどうぞ。
アールグレイシトラスティー(2杯分)
茶葉(アールグレイ6g)レンジピール7g・レモンピール2g熱湯340cc・ピンクグレープフルーツ1切
- 温めたポットに茶葉とピールを入れて、熱湯を注ぎ3分蒸らす。
② 茶こしを使ってティーカップに注ぐ。
➂ ピンクグレープフルーツを添える
オレンジアイスティー
アイスティー80cc・グレナデンシロップ10㏄・シュガーシロップ30cc・オレンジ1個
- オレンジを絞ってシュガーシロップと混ぜておく。オレンジの代わりにオレンジュースを使ってもOK(その場合はシュガーシロップは省く)
- グラスにグレナデンシロップを入れ、氷を入れる。
- オレンジを入れて、アイスティーを注ぐ。
コーヒーと紅茶を混ぜる合わせ
- コーヒーをたてる。
- 牛乳とティーバックを鍋で煮込んで、ミルクティーをつくる。
- コーヒーとミルクティーを混ぜ合わせる。コーヒーとミルクティーの比率はコーヒー3:ミルクティー7または、コーヒー2:ミルクティー8のどちらでもお好みでコーヒーと紅茶を混ぜる飲み物は、香港でユンヨンチヤ(おしどり茶)と呼ばれて、長く愛されている伝統的な飲み物です。
紅茶ブレンドは自分でも楽しめる!失敗しないコツは?
最初から自分の感覚だけで、ブレンドティーをつくるのは少しむつかしいかもしれません。
ここではそれぞれのイメージに合わせた紅茶のブレンドの例をご紹介します。
ブレンドする茶葉の量はそれぞれの好みでお決めください。
渋みを強くしたいときダージリン(オータム)・ウバ・アッサムの組合せがおすすめ。
それぞれ濃いめの味わいを楽しめる紅茶なのでミルクティーにもよくあう渋めのブレンドです。
香りを豊かにしたいとき
ダージリン(ファーストフラッシュ)・ヌワラエリア・キーマのブレンド。
それぞれ花のようなフレッシュな香りが特徴的な茶葉なので、上手くブレンドすることで香り高い紅茶になります。
ブレンドティーをつくるときは、仕上がりを明確にイメージしてから始めましょう。
(ミルクティーに合うようコクの深い紅茶、渋みが少なく香り高い紅茶etc)
ブレンドする際は、調合率をメモしておきましょう。
紅茶のブレンドは1種類より2種類、2種類より3種類と種類を増やすと飲みやすくなります。
また、スパイスやハーブ・緑茶やウーロン茶をブレンドしてもおいしく飲むことができます。
色々なブレンドを試してあなたのお好みの紅茶を見つけてください。
最後においしい紅茶を入れるコツ
新鮮な茶葉を使用する。茶葉は長く保管していると、品質が落ちます。
茶葉を購入したらなるべく使いきりましょう。
茶葉の量を正確に測りましょう。
茶葉の量とお湯の量が合わないと味が濃すぎたり薄過ぎたりしてしまいます。
初めて自分で入れて飲むなら、ティーバック入りの紅茶を利用するのもおすすめです。