養老渓谷は夏の川遊び、秋の紅葉狩りを中心に、一年を通してアウトドアにとても人気なエリアです。
そんな養老渓谷の魅力を特におすすめな紅葉を中心に、おすすめのコースやアクセスについてもたっぷりご紹介していきます!
養老渓谷ってどんなところ?
千葉県のほぼ真ん中辺りの夷隅郡に位置しています。パワースポットとも言われ、滝の多い渓谷です。
散策やハイキングにも人気で、秋は紅葉が美しいことでも有名です。
紅葉シーズンにはライトアップもしていて、デートにも最適。
『養老渓谷観光協会』のホームページに観光マップが出ているので、下調べに便利です!
アクセスと駐車場
養老渓谷には車で行くこともできますし、電車で行くこともできます。
電車の場合はレトロな雰囲気の駅や列車も多くて写真を撮りたいようなところも多いです。
車で行く場合も、山の中の景色を楽しみながらのドライブで気持ちいいです。
電車で行く場合
電車の場合は2パターンあります。
①JR内房線の五井駅から、小湊鉄道に乗り換えて養老渓谷駅で下車。
②いすみ鉄道の上総中野駅から、小湊鉄道に乗り換えて養老渓谷駅に下車。
いすみ鉄道も小湊鉄道も、一度は乗ってみる価値のある地方路線です。
思わずカメラを構えたくなるような雰囲気です。しかし、どちらも運行本数がとても少ない のでプランをしっかり組んでいく必要があります。
車で行く場合
車で行く場合も2パターンあります。
①千葉方面からのアクセス
館山道で木更津ジャンクションまで迎い、茂原方面へ進み県道81号から養老渓谷へ。
②横浜方面からのアクセス
アクアラインで木更津東ICから県道160号へ入り南下、県道81号から養老渓谷へ。
養老渓谷の主要観光スポット以外は比較的渋滞もなくスムーズです。
しかし人気エリアの駐車場待ちの車で一時的に渋滞することもあります。
また養老渓谷にほど近いところに『やまびこセンター』という施設があります。
ここは軽食ができたり、地元の直売所もあるのですが、観光地図なども配布されています。
地元の方におすすめのスポットを聞いてみてもいいですね!
駐車場について
養老渓谷近辺には、無料の駐車場がなく有料の駐車場に停めないといけません。
しかし、主要な紅葉ポイント付近の駐車場はすぐ満車になってしまいます。
朝早めに行くと、駐車場が選べるのでおすすめです。
駐車場の場所によって、紅葉ポイントから遠くなることもあるので気を付けてください。
紅葉見頃
養老渓谷の紅葉の見頃は11月下旬から12月初旬です。関東では少し遅いほうです。
気候によって多少の前後はあっても、おすすめは12月の1週目です。
しかし、見所が多い広いこともあって、観光の方がかなり足を運びます。
紅葉祭り
毎年11月23日(勤労感謝の日)に、紅葉祭りが開催されています。
地元の農産物の販売や、餅つきや太鼓の演奏なども行われます。
この紅葉祭りを皮切りに、ライトアップがスタートします!点灯式のようなものですね。
ライトアップを一番乗りで楽しみたいなら、この日に行くのもいいですね。
ただ、まだ少し紅葉の色づきは物足りないタイミングにはなってしまうので、要注意です。
紅葉ライトアップ
紅葉のライトアップが紅葉祭りを皮切りにスタートします。
紅葉祭りから12月の上旬まで開催されていて、とても綺麗です。ロマンティックな光景に思わず見とれてしまいます。
ただし、ライトアップを見たい場合は電車では厳しいです!電車の数が少ないので、寒い夜に待ち時間はかなり応えます。
紅葉穴場スポット
①粟又の滝
ライトアップもされる粟又の滝。滝と紅葉のコントラストの美しさは圧巻です。
滝だけでも気持ちがいいので、しばらくゆっくりと眺めていたくなります。
ここは養老渓谷一番の人気スポットなので、かなり混んでいるので覚悟はしておきましょう。
また、滝つぼに下りる際、少し足場が悪いので、よそ見をしていると危険です。
②観月橋
プチ京都感が漂う観月橋。養老渓谷駅から約2キロほどに位置します。
朱色の太鼓橋の上から、養老川と紅葉を楽しめます。
快晴の日に行けると、とても素敵な写真が撮れます!川の音を聞きながら、ほっこりできるスポットです。
③中瀬遊歩道
観音橋からつながる1.2キロほどの遊歩道です。遊歩道と言っても川沿い、たまに川の中を横断するような道もあります。雨の翌日などは、増水していて、歩きにくいこともあります。
しかし両方に山が広がっているので、紅葉の見どころはたくさんあります。
川に反射する紅葉に景色は、言葉を失うほどの美しさです!
おすすめハイキングコース
養老渓谷では2時間程度のハイキングも楽しめます。
コースはもちろん、お好みでアレンジできるので、体力に合わせて楽しめます。
おすすめのコース例
※粟又の滝を最後に見るのがおすすめです!
この順路は道なりに出てくる主要スポット網羅コースです。
少し疲れるかも知れないので、二階建てトンネル近辺で一休みもおすすめ。
服装と必要な持ち物
服装については、歩きやすく動きやすい服装がいいです。山の中の散策です。
動きにくい服や靴で行ってしまうと、半分以上楽しめなくなってしまいます。思い出も半減してしまいもったいないです。
またハンドタオルは必ず持参しましょう!
歩くポイントも多いので、冬でも少し汗ばむこともあります。またペットボトルの飲料も持参するといいです!
現地では少し割高なので、来る間に入手しておきましょう。
宿泊するなら
養老渓谷付近には民宿もあります。
観光マップと同じ、『養老渓谷観光協会』のホームページにお食事処や温泉も含めた宿泊施設案内があります。
是非参考にしてみてください!
おすすめ①渓流の宿 福水
貸し切り温泉も無料でお願いできるのが嬉しい!旅館のいでたちも綺麗です。
夕食は房総にこだたったご飯を楽します!養老渓谷の景観を眺めながら温泉なんて贅沢ですね。
おすすめ②秘湯の宿 滝見苑
養老渓谷で一番の絶景スポットの粟又の滝近くにあるので便利です。
ここの温泉は『願いの湯』と『叶いの湯』というのがあり、なんだか幸せになれそうです。
まとめ
東京からでも車で90分もかからずで行けるので、ちょっとした秋の行楽シーズンに最適です。
マイナスイオンも漂い、ほがらかな気持ちで散策できます。
ドライブも兼ねて自然の美しさを楽しんでみてください。