『オリーブハマチ』って皆さん聞いたことがありますか?
美味しいハマチって食べたことないわ!お寿司屋さんに行ってもマグロとかサーモンがメインでハマチなんてサブでしょ!?なんて思っている方、概念が覆る美味しさですよ。
しかも旬は10月~12月。つまりもうすぐなのです。
こちらの記事では、オススメの食べ方やお店の情報、お取り寄せについても紹介致しますので、しっかりチェックして『オリーブハマチブーム』に乗り遅れないようにしてくださいね。
オリーブハマチとは?
オリーブハマチについて。
香川県で作られた、オリーブの葉の粉末を含んだエサを2週間以上与えられた養殖のハマチが、『オリーブハマチ』です。
特徴としては下記の2点があります。
- 酸化・変色しにくい肉質
- さっぱりとした味わいと適度な歯ごたえと風味
わかるようでわからないと思った方に簡単に説明しますと、
ハマチやブリ(ハマチの成魚)って血合いと呼ばれる赤くなっている部分が赤黒い色になっているの、スーパーで見たことがある方多いんじゃないでしょうか?
切り身になった時点からどんどん劣化しているんですね。そして変色が早いのがハマチの特徴です。
もちろん変色しても食べられるのですが、やはりお刺身にしたときに風味や見た目で躊躇する気持ちってありますよね?血合いは栄養素が豊富な部分なので実にもったいないです。
ところが『オリーブハマチは色鮮やかな身が長持ちしやすい。
そして、脂による甘みは感じさせつつ歯ごたえもあり、さっぱりした後味を実現している』ということなんです。
これはオリーブの葉に含まれるポリフェノールがハマチの代謝を助けることによって余分な脂を落とし、鮮度を向上させるのにも一役買っているんだとか。
すごいぞ、オリーブ!ですね。(笑)
今やその高い品質が評判を呼び、県内外の高級スーパーや有名寿司店からオファーが殺到している魚なのです。
筆者の食べた感想としましては、
「私マグロのトロって脂っぽくて好きじゃないの。」という方が少なからずいらっしゃると思いますが、そういう方にこそ強くオススメしたい爽やかな後味のハマチです。
だからこそ“何枚も食べてもしつこくない味なんだ”ということをしっかり覚えてくださいね。
オリーブハマチはどうやって食べたら美味しいの?
まずは刺身で。そして脂を楽しめる方法で。
さて、美味しいのはわかったけどどうやって食べるのが一番美味しいのでしょうか。
私のオススメは、『まずは刺身で。そしてしゃぶしゃぶで。』です。
先ほども申しましたように、まずは歯ごたえ・風味・後味をそのままの状態で食べてほしいです。
出来れば醤油などもナシがいいと思います。何か欲しいという方は塩がベストだと思います。
そして、「脂が適度に乗っているってこういうことなんだな」と実感していただきたいです。
次に、しゃぶしゃぶです。
ブリしゃぶと同じ原理ですが、魚の表面が白くなる程度に加熱すると本来の脂の良さがいっそう引き立ちます。
オリーブハマチが美味しくなってくるのは秋口から年末にかけてなので、大勢集まって鍋をしたい時期にぴったりですね。
みぞれ鍋のようにダシ汁に大根おろしをいっぱい入れた鍋でしゃぶしゃぶをすると、大根とハマチの爽やかな甘みが引き立ち、箸が止まらなくなります。
鍋の後の残っただし汁で次の日に炊き込みご飯にするのもオススメです。
想像しただけでたまらない気持ちになってきませんか?(笑)
オリーブハマチが食べられるお店は?
道の駅 源平の里 むれにレッツゴー!
続いてどこのお店に行ったら美味しく食べられるのかをご紹介します。
これは香川県民ならみんなが知っているといっても過言ではないお店ですが、
道の駅 源平の里 むれの『海鮮食堂じゃこや ハマチのづけ丼』です。
道の駅の一角にある食堂だと思っていると痛い目に遭うと言っても問題ないくらいの、
超!人気店です。行列を覚悟して行ってください。
厚く切ってあるハマチ・漬け醤油特有の甘み・卵のまろやかさと、どこをとっても大満足の海鮮丼です。ボリュームもある、お店の人気No.1商品です。
他にも地元のお母さんたちが作った味わい深い小鉢などが所狭しと並んでいますので、選ぶのを楽しみながらオリーブハマチを堪能してください。
ちなみに、このお店から少し行くと源平合戦で有名な景観地“屋島”や『映画八日目の蝉』や『映画世界の中心で愛を叫ぶ』のロケ地として使われた“四国村”などがあります。
レンタカーを借りて近くを回るのもオススメです。
お取り寄せするにはどうしたらいいの?
オススメの通販を教えちゃいます!
では「直接香川に行けないわ!」という方のために、オススメの通販についてもご紹介します。
産直あきんどのオリーブハマチを特にオススメします。

面倒な下処理をやってから出荷してくれるので、到着日に刺身で食べられるという主婦目線の発想が有難いところですね。
アラが欲しい、ハラの骨はそのままなど細かい注文にもこたえてくれるところが人気の理由です。
また、年末や正月用で量が欲しいんだよねという方にオススメなのはこちら。
瀬戸内漁師の海鮮問屋のオリーブハマチです。
漁師感たっぷりの写真に笑顔をもらえるところも個人的にはオススメポイントです。(笑)
こちらも内蔵などを取り除いた1本、柵取りされた4分の1などサイズが選べます。
まとめ
オリーブハマチの魅力がグッと感じられたでしょうか?
うどん県と呼ばれる香川県が意地とプライドをかけて作り上げた『オリーブハマチ』。
時期を逃すとオリーブブリになってしまいますし、市場に出回る数がグッと減ってしまいますので、どうぞお早めに!